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ハワイ島タイムシェア VS 一般不動産

ハワイ島タイムシェアと一般不動産の違い

 ハワイ島 タイムシェア vs 一般不動産

両方を経験した私が、正直にお伝えします

ハワイ島で不動産エージェントとして活動しているルーベンスティンあけみです。

今は一般不動産を専門にしており、土地、コンドミニアム、戸建て、コーヒー農園、ベッド&ブレックファストまで幅広い不動産物件の取り扱いを行っておりますが、実は以前、タイムシェアの現場でセールスを経験したことがあります。

きっかけは、とてもシンプルでした。
ハワイ島現地ツアー手配の仕事をしている中で、タイムシェアを利用される日本人のお客様が年々劇的に増え始めました。興味を持って実際に物件を見てみると、正直、とても魅力的だったのです。

広い室内、キッチン付きのコンドミニアム、家族で過ごしやすいプールやBBQエリア。
「毎年ここに帰ってこられる」という安心感。

このような素敵な滞在先で、質の高いバケーションをご紹介したいと思い、不動産の免許を取得し、タイムシェアのご案内に携わるようになりました。

現在はタイムシェアではなく、一般不動産エージェントとして数年活動していますが、両方を実際に経験したからこそ分かることがあります。

今まさに迷われている方が、ご自身に合った選択を見つけ、その先の一歩を踏み出すためのヒントとして、少しでもお役に立てれば幸いです。

まず、基本的な違いから

タイムシェアとは

タイムシェアとは、リゾートの一室を「1年のうち決められた期間だけ」利用できる権利です。
一般的なのは、1年に1週間、つまり7泊できる権利です。

キッチン付きのリゾートコンドミニアムに滞在し、ホテルクオリティのサービスを受けながら過ごす。
ご家族が多い場合は、2ベッドルームを借りれば、ご家族全員で同じ空間を共有でき、楽しさも倍増します。

毎年の滞在体験を確保する考え方」と捉えると分かりやすいかもしれません。

特にファミリーでのご利用や、「毎年同じ時期にハワイで過ごしたい」という方には、分かりやすく、魅力的な仕組みです。

一般不動産(戸建て・コンドミニアム)とは

土地や建物、またはコンドミニアムの専有部分を完全に所有し、365日、いつでも自由に使える所有する権利で、貸す・売る・住むを自分で決められます。

こちらは明確に、「資産としての所有」 です。

ハワイ島では、リゾートエリアからローカルエリアまで選択肢が幅広く、完全に所有することにより、自己利用、長期滞在、賃貸など、ライフスタイルに合わせた柔軟な使い方ができます。

次に、それぞれの魅力と注意点をご案内します。

タイムシェアの魅力(Pros)

初期費用を抑えやすい
別荘を丸ごと購入するのに比べ、比較的現実的な予算からスタートできる点は、大きな魅力です。

滞在クオリティが安定している
清掃やメンテナンスは運営側が行うため、到着した瞬間からバケーションに集中できます。
「毎年、同じクオリティで過ごせる」という安心感は、タイムシェアならではの価値です。

予約のしやすさ(条件付き)
プログラムや契約内容によっては、早めの計画を前提に、毎年の滞在予定を立てやすい仕組みがあります。
ただし、繁忙期の利用や希望条件については、事前にルールを理解しておくことが大切です。


知っておきたい注意点(Cons)

使わなくても固定費がかかる
年間管理費は、利用の有無にかかわらず発生します。この管理費は年々上がるケースも多く、
行けない年が続くと、割高に感じることもあります。

利用の自由度は高くない
滞在時期や日数には一定の制約があります。
「今年は1ヶ月滞在したい」「予定を柔軟に変えたい」といった使い方には向かない場合があります。

リセール(売却)が難しい
タイムシェアは登記される場合もありますが、一般不動産のように市場で自由に売却できる資産ではありません。中古市場では価格がつきにくく、手放したいと思っても時間がかかるケースもあります。

投資や資産回収を前提に考えるものではない
という点は、購入前に必ず理解しておくべきポイントです。


一般不動産の強み(Pros)

圧倒的な自由度
短期滞在から、数ヶ月のロングステイ、将来の移住拠点としての利用まで、柔軟に対応できます。

資産性と選択肢
自由に売却できること、賃貸に出して収益を得られる可能性があること。
これらは一般不動産ならではの特徴です。

本当の意味でのオーナーシップ
内装や使い方を自分好みに整え、長期的な計画を立てることができます。
「自分の場所を持つ」という実感は、タイムシェアとは大きく異なります。


一般不動産の注意点(Cons)

  • 初期投資が大きい
  • 管理やメンテナンスの手間がかかる
  • 市場や為替、金利の影響を受ける

ただしこれらは、理解した上でコントロールできる要素でもあります。


どちらが向いている?

タイムシェアが向いている方

  • 年に1〜2週間、確実にハワイで休暇を取りたい
  • 管理や運用の手間をかけたくない
  • 投資よりも「体験価値」を重視したい

一般不動産が向いている方

  • ハワイ島を拠点、または資産として持ちたい
  • 滞在期間や使い方を自由に決めたい
  • 将来の選択肢(住む・貸す・売る)を残したい

私が大切にしていること

ハワイ島でタイムシェアと一般不動産をご所有なさる場合、良い点もあれば、そうでもない点もあります。
向いている方もいれば、そうでない方もいらっしゃいます。

大きなご決断をなさる前に、重要な情報をご提供し、注意すべき点を確認し、必要とお思われることを透明性を保ち、正直にご案内することが、私の役割だと思っています。

実はこの考え方は、ツアー手配の仕事にも共通しています。
お一人おひとりのご要望や状況に合わせてご案内すること。
25年前に現地ツアー手配会社立ち上げ当初から、変わらない私の価値観です。


最後に

タイムシェアも、一般不動産も、どちらが良い・悪いという話ではありません。

大切なのは、ご自身のライフスタイルや目的に合っているかどうか」です。

両方を経験してきた立場だからこそ、お話しできることがあります。

もし迷われていることがございましたら、「買う・買わない」の前に、ぜひ一度ご相談ください。
時には聞きたくないこと、知りたくないこともお話しするかもしれませんが、それも全て、あなたに納得のいくご判断をしていただくためです。

あなたのハワイ島でおすごしいただくお時間が、より豊かで、納得のいくものとなりますように!

Mahalo 🌺

ハワイ島プール付き戸建て

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