その当時、ハワイ島で家を買うなんてことは毛頭考えていませんでした。
でも、それはひょんなことから急に現実化しました。
舞台はワイコロアビレッジ。
今回は、私自身の体験をリアルにお届けします。
家探しのはじまり
家探しのきっかけは、なんと日本にいる父からの一本の電話。某有名俳優が新聞広告に出ていた「楽園での老後生活」に興味を持ち、ビッグアイランドに家を買おう、という話になったとのこと。
そうすれば、ハワイ島滞在中も、娘家族のところにそこから通える、と。
えっ、ちょっと待って!
パホアとワイコロアビレッジは、車で約2時間かかるんですけど。。。高齢の両親には、現時点でちょっと無理かも。
結論から言うと、実はそれはほとんど詐欺。存在しない物件+現実的でない立地で却下。
(この件に関しては、また別の機会で詳しくお話ししますね。)
その流れで、「私たちが3ベッドの家を買えば、両親が遊びに来られるじゃん」と発想転換!
ということで、両親の協力のもと、いよいよ本格的に家探しがスタートしたのでした。

なぜワイコロアビレッジ?
もともとマウイ島に住んでいて、夫の転勤でハワイ島のサウス・コハラ地区(ハワイ島の西側。コナ空港のある方)に引っ越すことに。1歳半の息子がいて、第二子を妊娠中だったので、生活のしやすさが最優先。気候も大きな要因で、私はワイコロア、夫がワイメアを候補に選びましたが、最後は私に軍配が! 無理を通したわけではないですよ(笑)。夫の職場がワイコロアからの方が近かった、というのもワイコロアにした重要な要因の一つです。
ワイコロアにはプリスクール、小中学校、郵便局、銀行、病院、プール、ゴルフ場、テニスコートまで揃っていて、とにかく便利。ビーチにも近い。コナ空港までも約30分。
妊婦だった私にとって、これ以上ない環境でした。
出会いは1冊の雑誌から
とは言っても、家を買うって、どうやったらいいの? 何をすべきなのか、どこの不動産会社に相談すればいいかもわからず、スーパーに置いてあった雑誌をペラペラめくっていたら、あるエージェントの笑顔が目に飛び込んできました。彼女が外見的に美しかった、というのもありますが、誠実さと優しさ、親しみがにじみ出ていたのが惹きつけられた要因です。そして、勇気を出して連絡。結果は大正解! 意気投合し、安心して任せることができました。
条件はたったの3つ:
- 庭が広い
- 3ベッド2バス
- 新築じゃなくても清潔感があればOK
最初に紹介された家に一目惚れし、ディールがクローズするまでの間も、何度も家の前を通り過ぎてしまうほど、わくわくが止まりませんでした。

実際に暮らしてみて
プリスクールは車で1分、小学校は2分。ビーチも車で20分。風が強くてビーチはちょっと、という日、車で3分のコミュニティプールへ。
オフィスも自宅の一角にカスタムで作ってもらうなど、ほぼ完璧!
今の私とワイコロアビレッジ
今では息子の友だちに「アンティー・あけみ!」と呼ばれながら、地域住民になれているきがします。特別なことは何もしていません。ただ、この場所を大切に思って、感謝しながら暮らしているだけ。そうしているうちに、周囲と温かい関係が築けていた、そんな感じです。
ワイコロアビレッジ在住25年という事実がすべてを物語っていますね。
これから家を探す方へ:
- 自分に合う、かつ信頼できるエージェントを探してください。
- 些細な質問と思えることでも、「気軽に」聞くことができる関係が理想です。
- これだ!と思える家に巡り会えた時にすぐにオファー(購入申し込み)ができるように、準備はしっかりしておきましょう!(詳細は、別のブログで)

ワイコロアビレッジは25年前も魅力的でしたが、今は更に進化中。2つ目のショッピングセンター、ジム、ホームセンターもできて、ますます便利になりました。
子育てにも最高の場所だと思います。
というわけで、今回のブログは私がハワイ島のワイコロアビレッジの最初の家と出会うまでをご紹介させていただきました。

その後現在の家に引っ越すまでのお話はまた今度。
次回はワイコロアビレッジのキャラバン(ブローカーオープンとも呼ばれるもので、私たちのような不動産エージェントを主に招いて行うオープンハウス)に関してお届けします。
魅力ある物件がいくつもあるので、お楽しみに〜!
あなたのハワイ島エージェント
ルーベンスティンあけみ